効果的な栄養の摂取方法
バストアップに効果のある食品の効果的な摂取の方法は、食べ合わせに気をつけることです。1日3度の食事を規則正しくバランスよく摂取することはもちろんのことですが、栄養の吸収が少しでも良くなるように、どの食べあわせが効果的なのか考えながら食事をするようにしましょう。
バストに脂肪をつけるのにもっとも必要な栄養素だと言われているのはたんぱく質です。たんぱく質には動物性たんぱく質と植物性たんぱく質がありますが、自分が痩せている体格なのか、ふっくらしていて太るのが気になるのかによって、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の摂取割合を変えます。痩せている体格の人はしっかりと脂肪をつけてバストにも脂肪細胞を増やさないといけませんので、植物性たんぱく質・動物性たんぱく質をバランスよく積極的に取りましょう。太っている体質の人は、動物性たんぱく質の割合をやや減らして植物性たんぱく質をしっかりと摂取すると良いでしょう。動物性たんぱく質の食品はチーズ・ヨーグルト・牛乳などの乳製品、お肉全般、お魚全般、卵です。植物性たんぱく質の食品は豆乳・豆腐・納豆・枝豆などの豆製品です。
ビタミンAは動物性食品に含まれているレチノールと緑黄色野菜に含まれている物質で体内でビタミンAに変化するβカロチンがあります。レチノールは取りすぎると頭痛や吐き気などの副作用が出ることがありますし、妊娠前や妊娠中に摂り過ぎると脳や心臓に先天性異常のある子供を産む危険性が高くなるとの報告がありますので、注意が必要です。βカロチンは必要な分だけビタミンAに変化し、残りはβカロチンのまま残っているので、安心して摂取することができます。ビタミンAを多く含む食品としては、肝油、鶏・牛・豚のレバー、バター、卵黄、やつめうなぎ、うなぎが有名です。βカロチンを多く含む食品としてはとうもろこし、カボチャ、大豆、モロヘイヤ、ほうれん草、ニンジン、トマトです。βカロチンは脂溶性ビタミンなので、油やバターで炒めるなど油と一緒に摂取すると効果的に吸収されます。
ビタミンB１は糖質を分解する酵素を助け、糖質をエネルギーに変える働きをしています。血行が良くなり、バストの発育も期待できるのです。ビタミンB１を多く含む食品としては、動物性食品の豚肉やうなぎ、植物性食品のごま、青海苔、落花生、大豆製品、栗、ごはん、まいたけです。
ビタミンB２は栄養素の代謝に関係しており、脂肪の燃焼に深く関わっている栄養素です。脂っこい食品を食べるときにはビタミンB2を多めに取るように心がけると太るのを防止できます。ビタミンB2が多く含まれている食品は動物性食品では豚・牛・鶏のレバー、うなぎ、すじこ、卵、かれい、牛乳です。植物性食品ではほうれん草、ニンジン、枝豆、海苔、パセリ、ひじき、わかめ、アーモンド、まいたけです。
ビタミンEは女性ホルモンの働きを整える作用があり、ハリのあるバストを作り出します。また血行も良くし、神経や筋肉組織への酸素や栄養素の供給を助けるのでバストアップにつながります。ビタミンEを多く含む食品は動物性食品のすじこやたらこ、植物性食品の長ネギ、にら、にんにく、緑茶、落花生、カボチャ、ほうれん草です。
バストアップに効果的な栄養素を見ていくと、昔ながらの和食に使われる材料が多くあります。栄養バランスに気をつけて、和食メニューを作っていくと効率よくバストアップに効果的な栄養素が摂取できることでしょう。
